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14:30~18:00 | ● | ● | ● | ─ | ● | ▲ | ─ |
▲:14:00~17:30 休診日:木曜・日曜・祝日
※祝日がある週の木曜は診療しております。
※木曜の休診日は、毛利歯科クリニック七福別院にて
応急処置の対応をしております。
歯周病が進行すると、歯を支える歯周組織(歯肉・セメント質・歯根膜・歯槽骨)が失われ、歯のぐらつきや見た目の変化、さらには抜歯のリスクが高まります。
そうした状態に対して行うのが「歯周組織再生療法」です。
この治療では、失われた組織の再生を促すために、特殊な薬剤を用いたり、人工の膜や骨を使用したり、場合によってはご自身の骨を移植する方法もあります。
再生することで、歯のぐらつきが治まる、歯茎の位置が改善するなどの、機能と見た目の両面で回復が期待できるのです。
さらに、歯と歯茎の状態が安定するとセルフケアがしやすくなり、骨が再生すれば抜歯を回避できる可能性も高まります。
ただし、この治療は外科的な処置を伴う高度な内容。担当する歯科医師の知識や技術が結果を左右します。また、進行度や口腔内の状態によって適応が異なるため、慎重な診査・診断が欠かせません。
歯周病の進行によって失われた組織を取り戻したいとお考えの方に、当院では「リグロス」という歯周組織を再生させる薬剤を使用した歯周組織再生療法をご提供しています。
この治療を担当するのは、日本歯周病学会認定「歯周病専門医」の資格を持つ歯科医師です。リグロスの臨床試験にも携わっていた歯周病治療のスペシャリストが、患者さまお一人おひとりの状態に合わせて治療にあたります。
リグロスによる再生療法は、従来の治療では難しかった歯周組織の回復が期待でき、歯を長期間保存できる可能性が高まります。治療の基本情報や効果・メリット、健康保険の適用について、以下をご覧ください。
リグロスは医科分野において、やけどなどで失った皮膚の再生に使用される薬剤と同じ成分でできています。医科では2001年より使用が開始され20年以上(※)の実績があります。
歯周病治療に使われるリグロスは、医科分野で使われている薬剤を歯科で最も効果が出るようにしたものです。歯周病の進行によって破壊された歯周組織を再生する効果が期待できます。
適応症になる場合は歯周組織の再生が見込まれることから、歯周病治療の一つとして注目されています。
※2025年現在
リグロスの主成分は「bFGF」というタンパク質です。これには血管を新たに作り出す働き(血管新生作用)や、骨や筋肉などの細胞の増殖を促し成長させる作用があります。
その効果により、歯茎や歯槽骨といった歯を支える組織の再生が見込める薬剤です。
歯周病によって破壊されてしまった歯周組織にリグロスを直接塗布することで、塗布された部分の歯周組織が再生していきます。
「歯を抜かなければならない」と言われた重度の歯周病の場合であっても、抜歯を回避できる可能性が高まります。また、重度の歯周病で歯が揺れている場合でも、リグロスの効果で歯周組織が再生すると歯の寿命を延ばせる可能性があるのです。
再生療法には、大きく分けて2つの方法があります。薬剤による再生と特殊な膜による再生で、骨移植を併用することもあります。
薬剤による再生は「リグロス」や「エムドゲイン」といった薬剤を用いて歯周組織を再生させます。
特殊な膜による再生には、GTR膜という人工膜を使用します。
骨移植はご自身の骨や人工骨を利用して、歯周病で骨が少なくなっている場所に補填する方法です。
重度の歯周病の方々にとって非常に魅力的な治療ではあるものの、自費診療のものもあります。リグロスは再生療法において、健康保険が使えます。リグロスは2016年から保険適用されており、1歯で3割負担の方であれば1万円程度で治療を受けられます。
当院は、健康保険が適用された初期から「リグロス」による歯周組織再生療法を行ってきました。これまで多くの患者さまに、経済的負担を抑えた再生療法をご提供しています。
保険診療で受けられる、リグロスを使用した歯周病治療は画期的です。しかし歯周病であれば誰でも治療が受けられるわけではありません。
また、この治療を行えば重度の歯周病でも必ず治るというものでもないため、ご検討中の方には下記の注意点をご理解いただければと思います。
健康保険での治療が可能なのは、歯周病により垂直的に骨の吸収が見られる症例です。全体的に同じ高さまで骨がなくなっている場合は適応しません。
また、クリーニングなどの基本的な歯周病治療を済ませており、歯周病菌をある程度除去できている方が対象です。定期検診への来院など、術後も継続して通院が可能な方に限ります。
歯肉以外の歯周組織は目に見えないため、効果を実感しにくい場合があります。保険診療のルールに沿って進める都合上、手術までに最短2か月程度の時間がかかり、適応する部位も限られます。
毎日のセルフケアなど患者さまのご協力が必要です。なお、ご高齢の方や喫煙者の方など、治癒力の低い方の場合は結果が出にくい可能性もありますのでご了承ください。
治療の際はしっかり麻酔を行うため、手術中の痛みは心配ありません。ただし外科的処置を行った後は、麻酔が切れると痛みや腫れが出る場合があります。
痛み止めを処方いたしますので、痛みが強い場合は服用してください。
歯周組織再生療法は「リグロス」や「エムドゲイン」といった薬剤を使用する方法や、特殊な膜を使用する方法などがあり、自費診療のものもあります。
「リグロス」を使用した治療は、条件を満たした場合のみ健康保険が適用されます。
1歯のみで3割負担の方なら、およそ10,000円です。
鹿児島市・鹿児島で歯周外科治療を提供している「毛利歯科クリニック」は、重篤な歯周病にも対応可能。経験豊富な歯科医師による治療で、歯周病の改善に力を入れています。
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午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:00
▲:14:00~17:30
※祝日がある週の木曜は診療しております。
休診日:木曜(祝日がある週を除く)・日曜・祝日