歯ブラシだけで歯垢を落とすことは難しく、
特に歯と歯の間の歯垢は丁寧に磨いても50%程度残ります。
残った歯垢は歯石となり、さらに歯垢が定着しやすくなります。
定期的に(少なくとも)年一回、
歯石のできやすい人は年二、三回)歯科医院を訪問して歯石を除去し、
検診を受けることがたいへん大事なことです。
・虫歯に侵された部分を削る
虫歯は硬いエナメル質の表面だけみると小さな穴かもしれませんが、
奥の象牙質の部分で大きく広がっていることが多いものです。
そんなときは、エナメル質の部分を削って穴を広げ、侵されている象牙質を取り除きます。
・詰め物をするために削る
虫歯に侵されていなくても、すり減ったりした場合は、詰めるために削ることがあります。
・支える台を作るために削る
クラウンやブリッジなど、補綴物を支えるための土台となる歯は、
どうしても削って形を作らなければなりません。
・咬み合わせを治すために削る
当たりの強すぎるところを少し削ります。
小さい虫歯の場合は、前歯・奥歯に関係なく白い材料(極力歯の色と合わせます)で治療できます。
材料はレジンという材料で、簡単に言うとプラスチックの様なものです!
欠点としては吸水性がある為、2〜3年で変色するケースが多いです。
大きい虫歯を冠でかぶせるケースでは、前歯は保険でも白い歯を入れることが可能です!
ただし白い部分はやはりレジンですので変色のリスクはあります。
奥歯は保険で認められている材質(12%金パラ合金)(銀色)です。
従って、より審美的に治療したい場合は自費治療となります。