1)歯がズキズキして痛い!お茶やホットコーヒーなどの熱いものを飲むと強くしみる!
こんな経験はありませんか?
こういう症状があるときは、むし歯などで歯の神経(歯髄)が
ダメージを受けている可能性が高いです。⇒
歯髄炎
2)歯はしみないけど、食事をして上下の歯があたった時に痛い、
強い痛みではないけれど違和感があるといった症状はありませんか?
これは根の先が化膿して歯根膜炎を併発している可能性が考えられます。⇒
根尖性歯周炎
重症化すると根の先に膿の袋ができて 歯肉が腫れたりすることもあります。
1)、2)のケースでは、
歯髄(神経)の治療、即ち根の中の治療が必要になります。
具体的な治療の流れは以下の通りです。
1)の場合の治療法
2)の場合の治療法
以上のように虫歯菌が感染した神経や腐敗物などの感染源をきれいに取り除くためにリーマーという器具を使って、根管内を内部から拡大清掃し、きれいになった根管内をガッタパーチャなどの根充材(根管内を埋める薬)で封鎖していくことが根の治療です。
根管は充分に消毒された後、完全に封鎖されることにより細菌の感染から守られます。
根管は非常に細く形も複雑な為、この治療には大変な時間と労力が必要です。歯を長持ちさせる為には、決して欠かすことのできない
重要な治療なのです。